神戸財団は、未来に輝ける芸術を支援し、その普及と向上を図ることで、文化発展に寄与することを目的として活動しています。
本企画は、大学で陶磁教育を実践されている方々との交流を通じて始まりました。
「本」という誰もが親しみやすいテーマに対し、多くの大学関係者の方々にご参加いただき、この展示が実現したことに深く感謝申し上げます。
最近の日本を取り巻く経済環境は収益重視の為か資源環境が失われ、人間の本来の豊かさを忘れています。企業とはどうあるべきか、私たちは常に新しい価値の創造を目指し、創造から得られる企業価値をどう活かすかを問い、芸術支援に注力しています。インターネットやAIの進展により、情報化が進む現代においてこそ、芸術を通じて心の豊かさを学び、文化力を高め、創造性を次世代へと受け継いでいく事が人類にとって大切と考えます。
当財団の活動が、未来を切り開く、飽くなき探求心に満ちた方々の一助となることを心より願っております。今後とも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
一般財団法人 神戸財団
理事長 神戸 誠